おっさんです。今日は失業までの経過を書いてみます。
前職勤務先、バブルのころは年商数百億円を上げて地元でもブイブイ言わしてた不動産・建設会社を中核とした一大企業グループだったのですが、バブル崩壊の影響をもろに受けてしまったのと、二代目社長が経営者に向いていなかったのが相まって、ここ10年以上業績ダダ下がり。
本社社屋は、自社ビル→二階建てあばら家(借地)→10坪ほどの賃貸事務所と坂を転げるように縮小。社員も数百人いたのが、リストラ・処分の嵐で数名にまで減少。末期は、ただ残った事業を存続させるためだけの後ろ向きな業務ばかり(苦笑)。
こんな状況ですから、給与も遅れがち。ついには12ヶ月遅延となる始末。
今になっては、何故あの時そんなに根気よく待ち・在職し続けたのか、おっさん自身でも謎。
- 大きな案件の売り上げが見えていて、未払い給与一括精算を期待
- 先代社長から受けた恩があり、会社再建に協力したかった
- 高年齢なので再就職への不安
辺りかな?でも、一時は給与未払いも解決し業績も安定しそうな感じもあった物の、結局社長の経営判断ミスで大赤字案件を抱え財務破綻。健康保険料・特別徴収住民税・消費税の滞納が積りに積もってついには、平成30年6月全社員解雇って最後。
総務経理責任者という立場だったので、離職書類を自身で作成し、関係各省庁へ持ち回り。結局最後まで、社長は何かをするって事も無く他人任せ。なんだかなあ。
以上からの教訓「沈みかかった船からは急いで逃げろ」
もう、この一言に尽きます。では、今日はここまでで。
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